夏休みの宿題

しばらくぶりの投稿となりました。暑い暑い夏日が続いています。お元気ですか?夏休み、親御さんにとっては嬉しくもあり3食の準備がもう大変!早く学校始まって。と、給食のある学校に通わせていらつしゃる方は悲鳴をあげたくなっておられることと思います。

それに、

夏休みの宿題。

実は私は、夏休みは宿題なくていい、と思っています。なーんにもしない夏休み。いや、しなくていい夏休み。だからこそ夏休み。「有意義な夏休みを過ごしましたか?」なんて聞かれると思うと毎日規則正しい生活をして、ときにサマーキャンプも行って感想を作文にして。などなど。いろいろ意見はあるでしょうが、何もしなくてもいいよ。そう言われてみると何かしたくなる、考える。これは今年初めて私が実際に経験したことです。今まで自分の人生についてなんて、ほぼ考えずに行動あるのみだったのに、これからどう生きて行こう。私は何がしたいんだ?などと考える毎日から自分の好きなもの、したいこと。が少しずつ見え始めています。

とはいえ宿題、学校から出されていますよね。多分。けれど夏休みにどんな宿題をしたかなんて、覚えてますか?私はただただ辛かった思い出あるのみ。

実は先生も、子供が宿題をちゃんとやったかどうか。あまり重視していない気がします。私だけでしょうか?けれど9月になり新学期が始まったら始まったで、身体測定、学芸会または運動会の準備、などなどやることは山積み。もしも学校での評価を気にされているようでしたらそんなこと全く必要ありません。1つもできなくても「できませんでした」と親御さんから担任の先生にひとことお伝えする。それで充分です。

できないやりたくない宿題で親子げんかするよりよほど精神衛生にいいです。

何のために夏休みの宿題をするの?

親子で話し合うのもいいかもしれません。

何もしない夏休み。

いいですよー!

元小学校教員が考える子育て〜友達〜

ゴールデンウィークが終わりました。夏休みまで、運動会や遠足、学校公開日など行事がたくさんあると思います。そろそろ新しいクラスでもグループがなんとなく出来たり、お友達と遊ぶ約束をしたり。

そんな中、あまり誰とも交わらない。遊ぶ約束もして来ない。もしもお子さんがそうだとしたら少し不安になりませんか?

担任の先生は、一人でいる子どもを見逃さず、よく観察するよう心がけているはずです。そしてその原因が何なのか、きちんと見守っているはずです。

確かに、一人でいることの多い子どもは少し心配ですが、よく見ていると、必要なときは意外とちゃんと誰かと話している、または行動していることがあります。そう言った場合は、大抵その子は自己のアイデンティティをしっかりもち、人に左右されず、自信をもっています。

むしろ、群れないと不安になる子どもの方が心配です。一人で何も決められず何もできない、でも友達?といると安心。いつも一緒。トイレも一緒。の方が要注意です。

大人も同じですね。

放課後はいつも友達と遊んでいるから社交的で安心。

ではありません。

確かに、友達との遊びを通して社会性を身につける。しかし、一人で本を読んだり、好きなことをしたり、そう言った時間も人を育てます。

どちらにしても、大人は固定概念にとらわれず、今、この子は何をしたいのか、そしてそのことを通して何を学んでいるのか。よく考えてみてあげてください。子どもにとっては毎日のどんな些細なことも発見があり、喜びがあるはずです。

元小学校教員が考える子育て

ねえ、どうして学校行かなきゃいけないの?

、、という質問をお子さんからされたことありませんか?

うーむ、

勉強は家でも塾でもできるし。運動は習い事でてきるし、友達だって習い事で。何なら今やYouTubeで何でも学べるし、運動だってできますね。

答えは、、

我慢することを学ぶため。協力することの大切さを学ぶため。

、、ではないですね。

もしかしたら学校そのものの必要のない社会が出来上がるかもしれません。そのときあなたならどんな社会をつくりたいですか。子どもに聞いてみてもいいですね。意外と「学校のようなもの」を作って、勉強はこんなふうにして、遊びはこうで。などと想像が膨らむかもしれません。その中にもしかしたらお子さんが学校にどんなものを求めているのか、みいだせるかもしれません。そんなときはぜひ、児童会や学級会で提案してみては?と勧めてあげてください。

自分たちで自分たちの学校をつくる。

「生きる力」です。

新学期の提出書類、大変です。

提出書類、たくさんありますね。

ついつい後回しに、、あれもこれも。特にアレルギー関係は時間がかかります。そして煩雑です。

けれど1枚として不要な書類はないはずです。お子さんがこの1年間、安全に、安心に学校生活を過ごすための大切なものばかり。

先延ばしにせず早め早めの提出を。担任の先生も、配布直後は「提出物はここに入れてねー」と声かけをしますが、時間が経つにつれ言わなくなります。それ以外にやることたくさん、、

「1年生を迎える会」の練習やら身体測定、ノート、ドリルの配布、宿題のやり方、、

だからこそ早めに提出するのが一番です。忘れん坊のお子さんは、先生に言われて気がついて提出できますが、言われなくなるといつまでもランドセルの中に。提出物をきちんと早めに出す。そういったほんの少しの日常の積み重ねが子どもを育てます。そして何より担任の先生の印象も良くなります。そんなことで成績がどうのこうの、ではありませんがやはり先生も人間、印象がいいに越したことはないのです。

そしてその書類の中身をどうかお子さんと一緒に確認してください。大切なコミュニケーションです。その会話からさまざまにお子さんの学校での生活が見えてきます。お友達の名前、先生のこと、休み時間、、書類の中には学校から自宅までの地図もあったりします。年に一度、通学路の確認を。「そういえば帰り道、こんなことあったよ」、、大切なお子さんとのトークタイムです。

元小学校教員が考える子育て

新学期が始まりました。

ご入学、ご進級おめでとうございます。

入学式ではご両親と一緒でも、今日からはお子さんが1人で登校。1年生でなくても新しい学年そして新しいクラス、、何かと心配ですね。

お子さんが帰って来られて早々に、「今日はどうだった?新しい友達できた?」と質問されたと思います。クラス替えなら「誰と一緒のクラス?」または「クラス名簿の写真、ラインで送って!」などなど。

はい。お家の方以上にお子さんは、大きな期待と不安に包まれています。

まずは「よく自分で帰って来られたね」または、

「新学期のめあては?」など、楽〜な会話をしてあげてください。お子さんも緊張で目いっぱいです。疲れて帰って来ます。

小学校では、クラス替えを考えるとき、1番優先させるのは人間関係です。さまざまな方向から人間関係について考慮し、元担任や管理職に一緒に考えてもらいながら、クラスを決めます。

とはいえ、ときにはその配慮が裏目に出ることも。けれどここはお子さんを信じて、じっくり待ってあげてください。そしてよーく話を聴いてあげてください。

学校は、子どもが社会に出たとき自分で考え自分で行動できる準備をするところです。

まずは黙って見守る。そしてお子さんから何か感じることがあれば、聴きたいことの核心に触れる前に他愛のない会話で、コミュニケーションをとってあげてください。

何気ない会話の中から、子どもは自分で考えたり質問したりアドバイスを求めたりするでしよう。そしていつもわたし(たち)は、あなたの味方ですよ、と言葉にしなくても伝わるようにしてあげてくださいね。

子育ては、すぐに答えは出ません。

信じて、待って、楽しんで。

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