ゴールデンウィークが終わりました。夏休みまで、運動会や遠足、学校公開日など行事がたくさんあると思います。そろそろ新しいクラスでもグループがなんとなく出来たり、お友達と遊ぶ約束をしたり。
そんな中、あまり誰とも交わらない。遊ぶ約束もして来ない。もしもお子さんがそうだとしたら少し不安になりませんか?
担任の先生は、一人でいる子どもを見逃さず、よく観察するよう心がけているはずです。そしてその原因が何なのか、きちんと見守っているはずです。
確かに、一人でいることの多い子どもは少し心配ですが、よく見ていると、必要なときは意外とちゃんと誰かと話している、または行動していることがあります。そう言った場合は、大抵その子は自己のアイデンティティをしっかりもち、人に左右されず、自信をもっています。
むしろ、群れないと不安になる子どもの方が心配です。一人で何も決められず何もできない、でも友達?といると安心。いつも一緒。トイレも一緒。の方が要注意です。
大人も同じですね。
放課後はいつも友達と遊んでいるから社交的で安心。
ではありません。
確かに、友達との遊びを通して社会性を身につける。しかし、一人で本を読んだり、好きなことをしたり、そう言った時間も人を育てます。
どちらにしても、大人は固定概念にとらわれず、今、この子は何をしたいのか、そしてそのことを通して何を学んでいるのか。よく考えてみてあげてください。子どもにとっては毎日のどんな些細なことも発見があり、喜びがあるはずです。
