元小学校教員が考える子育て

新学期が始まりました。

ご入学、ご進級おめでとうございます。

入学式ではご両親と一緒でも、今日からはお子さんが1人で登校。1年生でなくても新しい学年そして新しいクラス、、何かと心配ですね。

お子さんが帰って来られて早々に、「今日はどうだった?新しい友達できた?」と質問されたと思います。クラス替えなら「誰と一緒のクラス?」または「クラス名簿の写真、ラインで送って!」などなど。

はい。お家の方以上にお子さんは、大きな期待と不安に包まれています。

まずは「よく自分で帰って来られたね」または、

「新学期のめあては?」など、楽〜な会話をしてあげてください。お子さんも緊張で目いっぱいです。疲れて帰って来ます。

小学校では、クラス替えを考えるとき、1番優先させるのは人間関係です。さまざまな方向から人間関係について考慮し、元担任や管理職に一緒に考えてもらいながら、クラスを決めます。

とはいえ、ときにはその配慮が裏目に出ることも。けれどここはお子さんを信じて、じっくり待ってあげてください。そしてよーく話を聴いてあげてください。

学校は、子どもが社会に出たとき自分で考え自分で行動できる準備をするところです。

まずは黙って見守る。そしてお子さんから何か感じることがあれば、聴きたいことの核心に触れる前に他愛のない会話で、コミュニケーションをとってあげてください。

何気ない会話の中から、子どもは自分で考えたり質問したりアドバイスを求めたりするでしよう。そしていつもわたし(たち)は、あなたの味方ですよ、と言葉にしなくても伝わるようにしてあげてくださいね。

子育ては、すぐに答えは出ません。

信じて、待って、楽しんで。

投稿者: MINX RED

一般企業に就職、子育てのため退職して専業主婦に。子育てに少し余裕が出たので小学校教員となる。その後20年間教員を務め定年退職。母親と教員両方の経験をもとに子育てや学校教育について考えることを綴って行きたいと思っています。

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